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「ターゲットは30代の子育て中のママ」
ここまでは決めた。
でも、いざ有料noteを書こうとすると、
「毎日忙しいですよね」
「副業する時間がないですよね」
そんな文章しか出てこない。
これ、有料noteを書き始めたばかりなら、かなり起こりやすいです。
原因は、ターゲット設定が間違っているからではありません。
「30代ママ」という情報だけでは、
その人が実際にどんな場面で困っているのかまでは分からないからです。
この記事では、
読者がいつ困るのか。
そのとき何をしているのか。
頭の中で何と言っているのか。
そこまで調べて、
ストーリーを書く前に使える「読者理解メモ」を1枚完成させます。
さらに最後は、
そのメモから実際の書き出しを作るところまで進めます。
難しいマーケティングの知識は必要ありません。
有料note初心者でも、順番に進められる形で説明します。
「30代ママ」まで決めても共感文が書けない理由

ターゲットを決めるとき、
「30代」
「子どもが2人」
「副業初心者」
ここまで考えている人は多いと思います。
でも、この情報だけを見て文章を書こうとすると、
「子育てしながら副業するのって大変ですよね」
くらいしか出てこないことがあります。
なぜなら、
「30代で子育て中」という情報からは、
その人が今日どこで困ったのかが分からないからです。
同じ「副業する時間がない」という悩みでも、
朝の支度中に困る人もいれば、
仕事から帰ったあとに困る人もいます。
子どもを寝かしつけたあと、
やっとPCを開いた22時に困る人もいます。
たとえば、
子どもが寝た。
PCを開いた。
使える時間はあと1時間。
noteを書くか、Threadsを投稿するか、勉強するか決められない。
気づけばSNSを見て30分たっている。
「今日も何も進まなかった」
と思いながら寝る。
ここまで分かると、
「忙しいですよね」より、その人の日常に近い文章を書きやすくなります。
見るのは、
「どんな人か」だけではありません。
その人が、どの瞬間に困っているのか。
ここまで具体的にしていきます。
読者リサーチは「悩み」より先に「困った場面」を見よう

読者の悩みを考えるとき、
「有料noteの価格で悩んでいる」
と書いたとします。
間違いではありません。
ただ、これだけではストーリーに入れる場面がまだ見えません。
そこで、
その悩みが起きた瞬間まで考えます。
記事を書き終えた。
公開設定を進めている。
価格を入力する画面まで来た。
そこで手が止まる。
「500円なら買ってもらえるかな」
「でも、安すぎるのかな」
「1,000円だと高いと思われそう」
ここまで見えると、
読者がどこで迷っているのかがかなり分かりやすくなります。
あなたも今、
書こうとしている読者の悩みを1つだけ決めてみてください。
「何に悩んでいる?」
だけではなく、
「それは、いつ、何をしているときに起きる?」
まで書きます。
たとえば、
「noteが売れない」
ではなく、
「公開から数日たっても購入通知がなく、スマホで売上画面を確認しているとき」
まで考える。
まずはここまでで十分です。
5つの「瞬間リサーチ」で読者の日常を整理しよう

読者が困る場面を考えたら、
次は5つの質問で整理します。
① いつ困る?
最初に見るのは、悩みが起きる時間やタイミングです。
朝なのか。
仕事中なのか。
子どもが寝たあとなのか。
有料noteを公開する直前なのか。
「副業する時間がない」
より、
「子どもを寝かしつけて、22時にPCを開いたとき」
のほうが、その人の状況を考えやすくなります。
② そのとき何をしている?
次に、悩んだ直前の行動を見ます。
PCを開いた。
noteの編集画面を見ている。
価格を入力しようとしている。
公開ボタンの前で止まっている。
行動が分かると、
ストーリーの中にどんな場面を入れるか決めやすくなります。
③ 頭の中で何と言う?
ここでは、
難しい言葉に直さず、本人が使いそうな言葉を探します。
「時間管理に課題を感じている」
ではなく、
「あと1時間しかない。何からやればいいんだろう」
のような言葉です。
価格で迷っているなら、
「本当にこの内容でお金をもらっていいのかな」
かもしれません。
読者が実際に使う言葉が分かると、
共感部分も自然に書きやすくなります。
④ 本当は何が怖い?
表面の悩みの奥に、不安が隠れていることがあります。
たとえば、
表面では「noteが売れない」と悩んでいる。
その奥では、
「自分の経験には価値がないのかな」
「このまま続けても結果が出ないのかな」
と感じている可能性があります。
ただし、
ここは勝手に決めません。
実際の投稿や質問、コメントなどを確認します。
目安としては、
まず最低3件ほど、できれば違う人・違う投稿元から似た声があるかを見ると判断しやすくなります。
3人の声が同じである必要はありません。
「値段が高いと思われるのが怖い人」と、
「安くしすぎるのが不安な人」に分かれたなら、
どちらかを正解にせず、
2つの仮説として残してOKです。
確認できていないものも、
「こう感じているかもしれない」という仮説として扱います。
⑤ どうなればホッとする?
最後は、
大きな目標ではなく、今の悩みが少し解消された状態を考えます。
「月100万円稼ぐ」ではなく、
「今日やることが1つ決まる」
「価格を決められる」
「公開ボタンを押せる」
「初めて有料noteを1記事完成できる」
くらいまで具体的にします。
ここが分かると、
その記事でどこまで解決すればいいのかも決めやすくなります。
5つ全部を、毎回無理に使う必要はありません。
今回のテーマに必要なものから確認してください。
読者の言葉を「きれいな言葉」に直しすぎない

読者の言葉を調べたあと、
文章にするときに急に難しくしてしまうことがあります。
たとえば、
「時間不足により、副業継続に課題を感じている」
こう書くと、
少し距離を感じませんか?
実際には、
「今日も結局何もできなかった」
かもしれません。
「自由時間を確保できない」
ではなく、
「子どもが寝たらやろうと思ってたのに、一緒に寝落ちした」
かもしれません。
読者が普段使っている言葉は、
できるだけその感覚を残して理解します。
もちろん、
SNSの投稿やコメントを、そのまま長く転載するという意味ではありません。
見るのは、
どんな言葉で困りごとを表しているのか。
どんな場面でその言葉が出ているのか。
そこです。
個人が特定できる内容は使わず、
記事に入れるときは一般化して書きます。
読者の言葉はこの6か所から探せる

「でも、どこを見ればいいの?」
と思いますよね。
初心者なら、
過去にもらった質問、SNS投稿、コメント欄、レビュー、Q&Aサイト、過去の自分。
まずはこの6か所で十分です。
「まだフォロワーもいないし、質問やコメントをもらったこともない」
という人も大丈夫です。
その場合は、
Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイトで悩みを検索したり、
Threadsで関連する言葉を検索したり、
同じテーマのnoteやSNS投稿についているコメントや反応を見てみてください。
自分のアカウントに反応がなくても、検索だけでリサーチは始められます。
ここで探すのは、
他人のノウハウではありません。
見るのは、
どんな場面で困っているか。
どんな言葉を使っているか。
どこで手が止まっているか。
この3つです。
たとえば、
有料noteの価格について書くなら、
「有料note 価格 決められない」
のように検索してみます。
その中で、
「いくらにすればいいですか?」
だけを見るのではなく、
なぜ決められないのかまで確認します。
「高いと思われるのが怖い」
「安くしすぎるのも不安」
「自分の内容に値段をつける自信がない」
そんな声が見つかれば、
読者がどこで止まっているのかを考える材料になります。
ここで見つけた1人の意見だけで判断せず、
先ほどの「最低3件ほど」を目安に確認してみてください。
「きっとこう思っている」で書かないための3つの注意点

読者について調べるときは、
3つだけ覚えておいてください。
まず、
1人の声を全員の意見にしないこと。
1人が、
「家族に副業を理解してもらえない」
と書いていても、
子育て中の副業ママ全員がそう感じているとは限りません。
次に、
自分の過去と読者を完全に同じにしないこと。
私自身も、
子どもが寝たあとに作業していた時期があります。
だから、
「夜しか時間がない感覚」は分かります。
でも、
私と読者では、
困っていることが違う可能性があります。
そして、
強い本音ほど勝手に作らないこと。
「売れないから、自分には価値がないと思っているはず」
と決めるのではなく、
実際に似た声が確認できたかを見る。
確認できなければ、
仮説として残します。
調べて分かったことと、自分の想像を分ける。
この3つを守れば、
「読者の本音を当てなきゃ」と考える必要はありません。
ストーリーに使える「読者理解メモ」を1枚完成させよう

ここまで読んだら、
最後に実際のメモを作ります。
30分ほど取れるときに、
書こうとしている有料noteを1つ決めて進めてください。
【STEP1 今回の記事の読者】
__________
【STEP2 困っていること】
__________
【STEP3 それが起きる場面】
いつ?
__________
どこ?
__________
何をしている?
__________
【STEP4 そのとき頭に浮かぶ言葉を3つ】
①「________」
②「________」
③「________」
【STEP5 悩みの整理】
表面の悩み:
__________
その奥にありそうな不安:
__________
ここは事実として確認できていなければ、
仮説として書いてください。
【STEP6 本当はどうなりたい?】
__________
まず何ができればホッとする?
__________
【STEP7 ストーリーに入れるものを決める】
今回使うものにチェックします。
□ 困っている場面
□ 頭の中の言葉
□ 表面の悩み
□ 奥にある不安
□ 小さな理想
全部入れる必要はありません。
今回の記事に必要なものだけ選びます。
たとえば、
初めて有料noteを販売するママが読者なら、
記事は完成していて、あとは価格を入れて公開するだけ。
でも、
価格欄を前にして手が止まっている。
「500円なら買ってもらえるかな」
「でも安すぎるかな」
「1,000円だと高いと思われそう」
表面では、
価格を決められない。
その奥には、
自分の書いた内容に値段をつけることへの不安があるかもしれない。
まずは、
「この価格なら出せる」
と自分で決めて、公開ボタンを押せるようになりたい。
ここまで書けたら、
メモを眺めて終わりではありません。
「困っている場面 → 頭の中の言葉 → 表面の悩み」
の順に並べてみてください。
たとえば、
メモに書いた内容から、
「記事は書き終えた。
あとは価格を入力するだけ。
なのに、価格欄の前で指が止まる。
『500円なら買ってもらえるかな』
『でも安すぎるかな』
そんなふうに、価格を決められず何度も迷っていませんか?」
と書けます。
新しくストーリーを考えたわけではありません。
メモに書いた「場面」と「読者の言葉」と「悩み」を、順番に文章へ置いただけです。
書き出しで迷ったら、
まずはこの3つを並べてください。
そこから不要な一文を削ったり、
自分の記事に合う言葉へ整えれば、
ストーリーの最初の数行を作りやすくなります。
最後に確認してください。
□ 年齢や職業だけで終わっていない
□ 困る場面が具体的になっている
□ そのとき何をしているか分かる
□ 実際に使われている言葉を確認した
□ 奥の不安を事実と仮説に分けた
□ 1人の意見だけで判断していない
□ まずどうなれば安心できるか分かる
□ ストーリーに必要な情報だけ選んだ
□ 他人の文章をそのまま使っていない
□ メモから書き出しを2〜3文作れた
ここまで書けたら、
あなたの手元には、
「誰向けの記事か」だけではなく、
その人が、
いつ、
何をしていて、
何に困り、
何と考え、
何を不安に感じ、
まずどうなりたいのか
まで整理されたメモが残ります。
さらに、
そのメモからストーリーの書き出しまで作れる状態です。
次に有料noteを書くときは、
いきなり真っ白な画面を見ながら共感文を考えるのではなく、
まず読者理解メモを開いてみてください。
「困っている場面 → 頭の中の言葉 → 表面の悩み」
この順に並べるところから始められます。
そして、
こうして読者を整理できても、
実際にnoteを書き始めると、
「この書き出しで伝わるかな」
「無料部分はどこまで書けばいい?」
「Threadsからどうやってnoteにつなげる?」
と、次の疑問が出てくることがあります。
そんなときに一緒に学べる場所として、
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次に書く一文も、ずっと決めやすくなります。
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読者のことは分かった。
でも、その材料をどんな順番で販売文に並べれば、購入につながるの?
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