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有料noteのAI学習。納得して選べる初心者向け設定ガイド

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note記事ごとにAI学習対価還元プログラムの参加設定をON・OFFで選べることを表すイラスト

有料noteの公開設定で、

「AI学習対価還元プログラムに参加する」

という項目を見て、

「これ、何の設定?」

と思ったことはありませんか?

noteのAI学習対価還元プログラムでは、

無料記事だけでなく、有料noteの有料部分を含むテキストも対象になり得ます。

ただし、すべてを無条件で提供するしかないわけではありません。

アカウント全体でも、記事ごとでも参加・不参加を選べます。

この記事では、

「怖いから全部OFF」

「参加すればお金がもらえそうだから全部ON」

と決める前に、

何が対象なのか、どの設定を確認すればいいのかを初心者向けに整理します。

※この記事は、2026年5月21日更新のnote公式ヘルプなどをもとにまとめています。

まず知っておきたい。AI学習対価還元プログラムとは?

ノートパソコンとコイン、スマホを使う女性のイラスト。noteのAI学習対価還元プログラムの仕組みを表す

AI学習対価還元プログラムとは、

noteが提携するAI事業者へ、
記事などのテキストコンテンツを、
AIモデル開発のための学習データとして提供する仕組みです。

そのデータ提供によってAI事業者から対価が発生した場合、

noteの運営手数料を差し引いたあと、
対象となったクリエイターへ還元されます。

ただし、

参加設定をONにしただけで、
必ず報酬がもらえるわけではありません。

まずは、

「自分の記事を、noteから提携AI事業者へ学習データとして提供するかどうかを選ぶプログラム」

と考えると分かりやすいです。

では、

その対象に有料noteも含まれるのでしょうか。

ここが、今回いちばん確認しておきたいポイントです。

有料noteの「有料部分」もAI学習の対象になり得る

鍵アイコンとスマートフォンを使った有料noteのイメージ。有料部分もAI学習の対象になり得ることを表すイラスト

noteの「AI学習対価還元プログラム」では、

無料記事だけでなく、有料記事のテキスト部分も対象です。

note公式では、対象として次のようなコンテンツが案内されています。

  • 無料記事
  • 有料記事
  • メンバーシップ特典として公開されている記事

たとえば、

1,000円で販売している有料noteに、

無料部分2,000文字、有料部分8,000文字があるとします。

参加設定がONなら、有料部分を含むテキストも対象になり得ます。

ただし、

「有料noteなら必ずAI学習に使われる」

という意味ではありません。

AI学習対価還元プログラムの対象となるコンテンツの範囲に、

有料記事も含まれているということです。

一方、次のようなテキスト以外のコンテンツは対象外です。

  • 画像
  • 音声
  • 動画

下書き記事やコメントも対象外と案内されています。

過去に公開した記事については、

公開状態のテキスト記事であれば原則として対象です。

つまり、

「有料だからAI学習の対象外」

ではありません。

noteのAI学習には2つの経路がある

2つのネットワークの球体と複数の記事カード、考える女性のイラスト。noteのAI学習には2つの収集経路があることを表す

noteのAI学習を理解するときは、2つの経路を分けて考える必要があります。

1.外部AIが公開記事を直接収集する

1つ目は、AI事業者がインターネット上の公開情報を直接収集するケースです。

こちらは主に、Web上で誰でも読める公開記事が関係します。

noteには、このような収集に対して、

「生成AIの学習に拒否意向を示す」

という設定があります。

これは、

「AI学習には使ってほしくない」

という意向を示すための設定です。

ただしnote公式は、

すべてのAI事業者がその意向を必ず守ることまでは保証していません。

2.noteから提携AI事業者へデータを提供する

もう1つが、

「AI学習対価還元プログラム」です。

こちらは、

noteが契約するAI事業者へ、

AIモデル開発のための学習データとしてコンテンツを提供する仕組みです。

AI事業者からnoteが対価を受け取り、

noteの運営手数料を差し引いたあと、

対象となったクリエイターへ還元します。

こちらには、

無料記事だけでなく、

有料記事やメンバーシップ特典のテキストも含まれます。

つまり、

「外部AIによる直接収集」と、

「noteから提携AI事業者への提供」は、

別の仕組みです。

「拒否意向を示す」と「対価還元をOFF」は別の設定

2つのトグルスイッチと女性のイラスト。「AI学習の拒否意向」と「対価還元のOFF」は別の設定であることを表す

AI学習に関する設定も、1つではありません。

「生成AIの学習に拒否意向を示す」は、

外部AIによる直接収集への意向を示す設定です。

一方、

「noteのAI学習対価還元プログラムに参加する」は、

noteから提携AI事業者へデータを提供するかどうかの設定です。

そのため、

「生成AIの学習に拒否意向を示す」をONにしたから、

AI学習に関する設定はすべて終わり、

とは限りません。

有料noteについて確認したい場合は、

「AI学習対価還元プログラム」

の設定も確認する必要があります。

AI学習対価還元プログラムは原則ONから始まる

ノートパソコンの前で考える女性のイラスト。noteのAI学習対価還元プログラムは原則ONになっていることを表す

note公式ヘルプでは、

AI学習対価還元プログラムのアカウント全体の初期設定は、

原則として「参加する」と案内されています。

つまり、基本はONです。

ただし、以前から

「生成AIの学習に拒否意向を示す」

をONにしていた場合は、AI学習対価還元プログラムの初期設定がOFFになっています。

そのため、

「すべてのユーザーが必ず最初からON」

ではありません。

まず、自分のアカウントが現在ONなのかOFFなのかを確認してみてください。

全記事まとめてOFFにすることもできる

複数の記事と大きなトグルスイッチ、女性のイラスト。アカウント全体の設定で全記事をまとめてOFFにできることを表す

noteからAI事業者へのデータ提供を希望しない場合は、

アカウント全体の基本設定をOFFにできます。

PCでは、次の順番で確認します。

  1. 右上のクリエイターアイコンを開く
  2. 「設定」を選ぶ
  3. 「記事設定」を開く
  4. 「noteのAI学習対価還元プログラムに参加する」をOFFにする

アプリでは、次の順番です。

  1. noteアプリの「マイページ」を開く
  2. 「アカウント設定」を開く
  3. 「記事設定」を選ぶ
  4. 「noteのAI学習対価還元プログラムに参加する」をOFFにする

これで、アカウント全体の基本設定をOFFにできます。

ただし、

記事ごとに別の設定をしている場合は、記事側の設定が優先されます。

「この有料noteだけOFF」にもできる

鍵マーク付きの記事カードを指さす女性のイラスト。特定の有料note記事だけをOFFにできることを表す

AI学習対価還元プログラムは、

全部ONか全部OFFかの二択ではありません。

記事ごとに設定できます。

たとえば、

普段の無料記事はON。

自分のノウハウを詳しくまとめた有料noteだけOFF。

このような分け方もできます。

記事単位で変更するときは、対象の記事ごとに設定を確認します。

PCでは、おおむね次の流れです。

  1. 対象記事の編集画面を開く
  2. 「公開設定」を開く
  3. 「詳細設定」を開く
  4. 「AI学習対価還元プログラムに参加する」を確認する
  5. 参加させる場合はON、参加させない場合はOFFにする

アプリでも、

対象記事の編集画面から公開・投稿に関する設定を開き、

詳細設定の中にある「AI学習対価還元プログラムに参加する」をONまたはOFFにします。

画面の名称や配置は、noteのアップデートによって変更される可能性があります。

見つからない場合は、公開・投稿設定内の「詳細設定」を確認してください。

大切なのは、

「有料だからOFFにするべき」

ということではありません。

どの記事を提供してよいか、自分で分けて設定できるということです。

アカウント設定より記事設定が優先される

アカウント全体の設定と記事ごとのトグル設定を手にする女性のイラスト。記事ごとの設定が優先されることを表す

アカウント全体と記事単位で設定が違う場合は、記事側の設定が優先されます。

たとえば、

アカウント全体:OFF
記事A:ON

なら、記事AはAI学習対価還元プログラムへの提供対象になります。

反対に、

アカウント全体:ON
記事B:OFF

なら、記事Bは提供対象から外れます。

つまり、アカウント設定は全体の基本設定で、記事設定はその記事だけに適用する設定です。

設定は、あとから変更することもできます。

note公式では、実際にAI事業者へデータを提供する際、その時点の最新の許諾状況を反映すると説明しています。

ただし、一度提供されたデータが、あとからOFFにすることでAIモデルから完全に削除されるとまでは案内されていません。

気になる有料noteがある場合は、現在の設定を確認しておくのが確実です。

参加しても必ずお金がもらえるわけではない

ノートパソコンの前に座るAIブレインとコインのイラスト。AI学習に参加しても必ず報酬が得られるわけではないことを表す

「AI学習に使われるなら、参加した方がお得なのかな?」

と気になる方もいると思います。

ただし、AI学習対価還元プログラムは、参加するだけで定期的に報酬が入る仕組みではありません。

AI事業者へのデータ提供によって収益が発生し、対象となったクリエイターへ不定期に還元されます。

具体的な固定金額も公表されていません。

2026年5月21日更新の公式FAQでは、次のような要素をもとに、AI学習データとしての有用性を総合的に評価すると説明されています。

  • PV数
  • スキ数
  • 文字数
  • 文章の構成
  • 表現
  • 専門性

ただし、それぞれの配点や、どの条件なら対象になるのかといった詳しい評価方法は公開されていません。

そのため、

「3,000文字以上なら還元されやすい」

「PVが多ければ必ずもらえる」

とは判断できません。

参加するかどうかは、報酬が必ずもらえる前提ではなく、

「そのコンテンツをAI学習用データとして提供してもよいか」

を基準に考える方が分かりやすいです。

登録した氏名や住所がそのままAI事業者へ渡るわけではない

鍵付きの個人情報アイコンとテキストデータのイラスト。登録した氏名や住所などの個人情報はそのままAI事業者に渡るわけではないことを表す

個人情報についても確認しておきます。

note公式FAQでは、noteへ登録している氏名・メールアドレス・住所・電話番号などの個人情報について、AI事業者へ提供することはないと説明されています。

一方で、記事本文やプロフィール名など、コンテンツとして公開している情報が含まれる場合はあるとされています。

また、記事本文に個人情報が含まれる場合には、可能な限り除外やマスキングなどの処理を行うとも案内されています。

個人情報の扱いは今後変更される可能性もあるため、詳細は最新のnote公式ヘルプページでも確認してください。

AI学習の設定に関係なく、公開する必要のない個人情報を記事本文へ書かないことも大切です。

参加するか迷ったら3つだけ確認する

AI学習対価還元プログラムの参加を迷ったときに確認すべき3つのポイント(1.提供可否、2.対価の有無、3.無料・有料の切り分け)を示すイラスト

ONとOFFで迷ったら、次の3つを確認してみてください。

1.この文章をAI学習用データとして提供してもいい?

YESなら、参加を検討できます。

「この有料教材だけは提供したくない」

という場合は、その記事だけOFFにできます。

2.対価が発生しない可能性があっても参加する?

参加したからといって、必ず還元されるわけではありません。

報酬が発生しない可能性があっても、そのコンテンツを提供してよいかで考えます。

3.無料記事と有料記事で判断を分けたい?

分けたい場合は、記事単位の設定を使えます。

たとえば、

無料記事:ON
特に大切な有料note:OFF

という設定もできます。

この3つを確認すると、

「みんながONだから」

「なんとなく怖いから全部OFF」

ではなく、自分の記事に合わせて決めやすくなります。

まとめ|知らないままONではなく、自分の記事を見て決めよう

noteのAI学習対価還元プログラムでは、有料noteの有料部分を含むテキストも対象になり得ます。

ただし、すべての記事を同じ設定にする必要はありません。

アカウント全体でも、記事ごとでも参加・不参加を選べます。

また、

外部AIへの「拒否意向」と、

noteの「AI学習対価還元プログラム」は別の設定です。

参加するかどうかに、全員共通の正解はありません。

何を提供する設定なのかを知ったうえで、自分の記事に合わせて選ぶことが大切です。

今日確認するのは、次の2か所だけで大丈夫です。

  1. アカウント全体のAI学習対価還元プログラム設定
  2. 一番大切な有料noteの記事設定

まずは、あなたの有料noteを1記事だけ開いて、現在ONなのかOFFなのか確認してみてください。

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この記事を書いた人

りんご

二児の母・現役看護師・AI起業家。仕事も育児もあきらめない新しい働き方を、AIとの出会いで人生を変えた実体験とともに届けています。

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